膠原病とワクチン接種

みなさん、こんにちは!!宮崎は、梅雨入りし、湿度の高い毎日が続いています。

先日、子供の予防接種があったため小児科に行ってきました。いつも混雑している小児科ですが、今回は、患者さんも少なくて、ほとんどが予防接種のために来院した感じでした。

最近は、コロナの影響で予防接種率も低下気味と聞きました。コロナに感染するのも怖いし、小児科に行くのを躊躇してしまう気持ちはよくわかります。

今日は、この予防接種について膠原病患者の立場から考えてみました。

膠原病患者の不活化ワクチン接種

私の場合は、膠原病の治療で免疫抑制剤やステロイドを使用しているので感染症にかかるリスクが一般の方より高いです。

今の私の環境から言いいますと、子供から風邪をもらう事が1番多くて、子供が風邪を引くと、必ずと言って良いほど私も風邪を引きます。

不活化ワクチンとは、病原性は死滅させており、その抗原のみを含んだもので、免疫不全の患者さんでも接種する事が可能です。

インフルエンザのワクチンも不活化ワクチンなので、毎年、予防接種は家族3人とも受けていています。

予防接種をしたからと言って、感染しないとは言いきれませんが、私の身体は、感染症にかかれば重症化しやすい状態なので予防接種は、そのリスクを減らす手立てだと考えています。

不活化ワクチン予防接種
・インフルエンザワクチン
・肺炎球菌ワクチン
・B型肝炎ワクチン など
生ワクチンは、接種するのが難しい

生ワクチンは、生きたウィルスの病原性を弱めてワクチンにしているため、免疫抑制剤服用中は、接種するのは難しいようです。

生ワクチンの予防接種
・麻疹風疹混合ワクチン
・水痘ワクチン
・おたふくかぜワクチン
・BCG など

以前、風疹の抗体を調べた時に、麻疹の抗体も一緒に調べてもらったのですが、私は、麻疹の抗体がほとんどありませんでした。

その時に、ワクチンを接種できるか膠原病の主治医に相談したのですが、「麻疹のワクチンは、生ワクチンだから接種できない」と言われ、生ワクチンが打ちたいけど、打てないジレンマがそこにうまれました。

今も、子供が麻疹(予防接種はしていますが)にかかれば、私も100パーセント感染します。

生ワクチンの課題
①免疫抑制剤を使用している患者さんは、薬の中止が難しい。
②免疫抑制剤を使用している間は、生ワクチンが接種できず、免疫抑制剤を中止後も、病気の再燃や再発が懸念されるためやはり摂取できない。

生ワクチン接種については、免疫抑制剤を服用中でも、免疫学的に一定の条件をクリアしていれば、生ワクチンを接種できると考える先生もいるようですが、全ての患者さんに生ワクチンを接種することは今の所難しいようです。

子供の予防接種

赤ちゃんの頃、あまりの予防接種の多さに愕然とし、スケジュールを立てるのが大変だった記憶があります、、、あれって大変ですよね(汗)。

私が免疫抑制剤やステロイドを服用していて、非常に感染症にかかりやすくなっているため、子供には定期と任意関係なく接種しています。

予防接種をする事は、子供の身を守る事以外に私の身も守ることになります。

幸いな事に、幼稚園で水疱瘡などの流行があっても子供がかかる事はなくこれも予防接種のおかげかなと思っています。

多くのお子さんが予防接種をする事で、集団免疫の機能を発揮し、流行を止める事ができるので、人にうつさないためにも予防接種は大切な事なんだなと改めて感じました。

予防接種は子供の未来も守る

以前、コウノトリと言うドラマで妊娠中に風疹にかかり、生まれてきた赤ちゃんが耳に障害を持っている事が分かったというお話がありました。

私も主人も約10年くらい前に風疹が流行した時に、抗体の有無を調べた事があります。二人とも免疫は十分にあるという結果でしたので、妊娠した時も安心して過ごす事ができました。

子供には、予防接種をしていれば防げたかもしれない病気にはかかって欲しくないですよね。

海外留学や海外勤務などをする場合には、予防接種の履歴を提出しなければいけない国や地域もあります。

留学先には、様々な国から留学生が来るため集団感染を防ぐためにも義務付けられているようです。

将来、もしかしたら子供が海外に行く事があるかもしれません。その時に予防接種が妨げにならないように、きちんと接種しておくことも大切だなと感じました。

まとめ

現段階では、私が生ワクチンを接種することは難しいですが、ワクチン接種の大切な役割を改めて確認する事ができました。

1.自分がかからないために
2.周りの人にうつさない、集団感染を起こさせないために
3.もし感染しても重症化しないために

この3つを念頭に置いて、日々の生活を過ごしていきたいと思います。

 

 

 

 

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